3DプリンタにはFDM(熱溶融積層方式)、インクジェット方式、光造形方式、粉末造形方式と様々な種類があります。それぞれ一長一短であり、用途によって使い分ける必要があります。
弊社では精度が高く強度もあり、試作に最適な「光造形方式」を主に取り扱っています。
特長
- 低コスト
- 短納期
- アンダーカットのある形状が一体で製作可能
- 磨けば表面処理可能
光造形の原理
1.3次元モデルの作成
CADやCT/MRIの測定データから3次元モデルを作成します。
2.断面データの作成
立体データをSTLフォーマットに変換し、指定された厚さごとの断面データを作成します。
3.レーザを液状の光硬化性樹脂に照射
断面データに基づき、レーザを液状の光硬化性樹脂の表面に走査します。レーザが照射された部分のみ硬化し、テーブル上に一層分の断面形状が形成されます。
4.各断面形状が積層され、モデルを形成
テーブルを一層ごと降下し、樹脂を塗布してレーザ照射する工程の繰り返しにより各断面形状が積層され、モデルを形成していきます。
参照:光造形の原理|シーメット株式会社5.3次元モデルの完成
3次元モデルが完成、最後にテーブルが上昇しモデルを取り出します。
材質
グレード | 用途 | 造形可能サイズ | 色 |
---|---|---|---|
通常グレード | 一般的な部品全般 | 610×610×500(mm) | 淡白色透明 |
高透明グレード | 透明レンズなど透明度が必要な部品 | 610×610×500(mm) | 高透明 |
高靭性グレード | 強度が必要な部品全般 | 450×450×300(mm) | 淡白色透明 |